コルブの経験学習を習得すれば、全ての経験が糧になる

自分が実際にした経験をもとに、それを内省化してから概念化することが経験学習です。

会社ではよくロジカルシンキングなどが求められますが、経験学習のメソッドを学ぶことで、新たな思考方法を習得することが出来ます。

経験で得た学びを概念化する

そもそも組織行動学者のデービッド・コルブが提唱した「経験学習モデル」から発祥しています。

「経験→省察→概念化→実践」の4段階の学習サイクルを繰り返すことで身につきます。

経験

まず実際に自分で行動を起こすところから始めます。これは過去に自分が経験したことでも大丈夫です。

これは3現主義を抑えておけば問題ありません。

1. 「現場」に足を運び、場を確認する
2. 「現物」を手に取り、物を確認する
3. 「現実」をこの目で見て、事実を知る

省察

次にその経験を分析していきましょう。

このとき、様々な観点から考えるようにしましょう。

何故その行動を取ったのか、その時にどう思ったのか、どうしてその結果に至ったのかとを考えることで、新しい気付きが生まれるはずです。

概念化

ここでは、経験と推察で得た気づきを一つの概念として構造化するプロセスを行います。自分の経験を概念化することで、将来起きることに対しても使えるように応用化が出来ます。

経験を一度抽象化し、本質的な部分のみを抽出することを意識すると、うまく概念化ができます。

実践

最後に、ここまでで築き上げた概念を利用して、新たな場所で実践してみましょう。

完璧な概念化をしてから実践に移す必要はないので、ある程度出来上がったらすぐに実践に移し、経験学習のサイクルを回して行きましょう。

ロジカルシンキングは深め、経験学習は広げる

ロジカルシンキングでよく使われている手法はPDCAサイクル。これははまず”PLAN(仮説)”を立てるところから始めますが、経験学習では”経験”することから始まります。

https://kigyotv.jp/news/pdca/ 

加えて、ロジカルシンキングはPDCAを繰り返す中で、正しい答えが出るまで計画を深めて行きますが、経験学習は経験を内省し、抽象化することで、他のことにも応用するようにするものです。

作業期間中と期間後で使い分ける

経験学習とロジカルシンキングは無論どちらかのほうが大事ということはなく、どちらも非常に有用な思考方法です。

ならどっちを使えばいいの?と疑問に思ってしまいませんか?

僕も一度はそんな疑問を持っていました。

そして今、僕がやっているのは、作業中はロジカルシンキングを使い、作業が終わった時に経験学習を使うというものです。

作業中はPDCAサイクルを回しながら、最短距離で最適解にたどり着くことを目指し、それが一旦終わった後に、振り返りながら省察と概念化を行います。

そして次の作業を始める時に、概念化したものを再び実践するというサイクルを回しています。

これが一番わかりやすい使い方かなと思っています。やり方に困ったら参考にしてみてください!

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